■ CanoScan LiDE 20をMac OS Xで【Apple , Mac】

CanoScan LiDE 20、LiDE 30、快調です。EPSON のプリンタとの組み合わせでもEZボタンでワンタッチ。コピー機のようにも使えます。解像度を高くすると遅いけど。

でもこのスキャナ、先日書いた通りとっくに型落ちなのだけど、実は今 Mac OS X で使い始めようとすると色々とひっかかるのでは。僕はこのテに慣れているのでスムーズに使い始められたけれど、ちょっと手こずる人が多いのではないだろうか。例えば…

発売時期が古いので、もう面倒をみていないのだろう。ホームページのドライバダウンロードページも記述が古いままになっている。このドライバ ScanGear CS は、各種ファイルとAdobe Photoshopプラグイン形式の「ScanGear CS」の組み合わせで、インストール時にプラグインのインストール場所（アプリのプラグインフォルダ）を選ぶようになっているのだが、記述には

実際には 付属のCanoScan Toolbox、または Photoshop Elements や、.Macメンバーにも無償配布されている ArcSoft PhotoStudio などの Photoshopプラグイン互換のソフトに ScanGear CS を入れれば動作する。ただし、付属のCD-ROMに入っているのは OS 9 版のPhotoStudioだったり。

また、ユーティリティ・ソフトウェア、CanoScan Toolbox Ver4.1.3.0X は、Windows向けに作ったものを Mac OS 9 に移植し、それをさらに、Mac OS X でもとりあえず動作するようにしたという感じのシロモノだ。

スキャナ前面のEZボタンでワンタッチスキャンをするには CanoScan Toolboxが必要なわけだが、ドライバより先にこれをインストールしていないと、当然 ScanGear CSプラグイン のインストール先として表示されない。あとからCanoScan Toolboxをインストールした場合、CanoScan Toolboxのプラグインフォルダに手動で ScanGear CS をコピーすれば解決する。

前面のEZボタンでスキャンする場合、スキャン後の画像ファイルの受け渡し先のアプリを設定する必要があるのだが、これが問題なのだ。

Mac OS X のアプリは、実体は様々な関連ファイルをフォルダにまとめ、パッケージにしたものだったりする。CanoScan Toolbox は受け渡し先の OS X アプリを設定する時、フォルダとして認識してしまうので、例えば 「Photoshop Elements 2.0」 の場合、本体である

ともあれ、設定が解決すれば快適に使える。僕は前面EZボタンの一つをCDジャケットのスキャンのためにスキャン範囲を小さくし、雑誌、カタログのモードにして、解像度は速度アップのため、150dpiと低めに設定してみた。さあ、これでバンバンスキャンを…果たしてするかなあ？