■ Um Novo Tempo / IVAN LINS(1999)

せっかくクリスマスなので、紹介してなかったこのアルバムを。

悪くないアルバムなんだけども、このテはこの時期にしかかけないんだよな、やはり。

イヴァン・リンスのクリスマスアルバムで、Um Novo Tempo。別のアルバムのタイトル曲 Novo Tempoもアレンジ違いが入っていますが、その他の曲目は別物で、イヴァンテイストの素敵なクリスマスソング満載なのです。

■ 今宵楽しく / イヴァン・リンス
Somos Todos Iguais Nesta Noite / IVAN LINS (1977)

名前のついたカテゴリに入りきらないブラジルの音楽は（それが大多数なのだが）たいていMPB（Musica Popleira Brasileira)と呼ばれるようだ。イヴァン・リンスによれば、ボサノバもMPBのスタイルのひとつだそうだが、当の本人の音楽はまさに「イヴァン・リンス」というスタイルじゃないかと思う。

この上なく美しく熱いこのアルバムは「ある夜」 とともに７０年代後半のEMI時代の代表作。 この種の音楽に慣れない人は、 やはりこのへんから聴きはじめるといいのだろう。

この頃の作品にはやはり時代のマジックがある。
僕の中では最高のポップミュージュックです。

■ ある夜 / イヴァン・リンス
A Noite / IVAN LINS (1979)

「今宵楽しく」とともにイヴァン・リンスを代表する最高傑作のひとつ。以前、この２枚をカップリングしたCDが「”今宵楽しく”そして”ある夜”」というタイトルで邦盤で出ていたが、今は新たにマスタリングされたものが、別個で出ている。
多方面のミュージシャンからも愛される名曲ぞろい。
とにかく、この２枚を聴かないなんてのは音楽人生の大失策…
だと、思います。僕はね。

■ Nos dias de Hoje / IVAN LINS (1979)

イヴァン・リンスが、一番脂が乗っていたと思われる、
EMI時代の４枚の名盤のうちの１つ。
有名な曲は含まれないものの、 同様の流れを汲む必聴盤。
一番CD化が遅れていた１枚。良い時代になったものよのう。

■ Novo Tempo / IVAN LINS(1980)

やはりEMI時代名盤。腹が汚いということなのか、
以前の邦盤CDは別ジャケになっていました。（笑）

タイトル曲、Novo tempo に代表されるような
キャッチィな曲が含まれ、
Nos Dias De Hoje と対照的に以前からCD化されていました。