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2003年12月12日

■ Retrospective, Rarities And Instrumentals / The High Llamas

Retrospective, Rarities And Instrumentals / The High Llamas  

Beet, Maize And Corn は、ある意味ここまでのハイ・ラマズの究極の形だと思うけど、はじめて聴くポップミュージック・リスナーにとっては、やはりバンドあるいはエレクトロな要素のある前作までの方が入りやすいんでしょう。 というわけで、Beet,Maize&Corn と同時に発売となったベスト盤をおすすめしておくわけです。

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■ Beet, Maize And Corn / The High Llamas

Beet, Maize And Corn / The High Llamas

前作から3年ぶりくらいになろうかというハイ・ラマズのアルバム。 オリジナルな音楽を追求して苦悩した結果、ポップス以降の音楽の影響を排したなんてことを言っているショーン・オヘイガン。で、実際聴いてみるとですね、これがまたまごうかたなきハイラマズだったりするわけで。確かにアコースティックな楽器のみのサウンドなんだけど、今まで通りですよ、旦那。

ある意味期待を裏切られたとも言えるし、期待通りの素晴らしい出来映えとも言えるわけで、旦那自身も「ジャガイモの袋は変わったけれど、それでも中に入っているのはジャガイモ」なんて言ってます。また愛聴させていただいとります。

しかしなんだ、こうなってくるとハイ・ラマズというバンドの意義って何だろう。ショーン以外のメンバー、このアルバムに関係あるんでしょうか?前から思ってはいたけど、いよいよ…

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2003年09月21日

■ BUZZLE BEE / HIGH LLAMAS

BUZZLE BEE / HIGH LLAMAS
これまでのペット・サウンズ + エレクトロの枠から1歩踏み出した
ハイ・ラマズのオリジナルな部分が強く出ている名盤。
前作までのゴージャスなストリングスはなりをひそめ、
レガートにはオルガンを、再びギターを多く使い、
すっきりしたバンド・サウンド的な印象を受ける。
ショーン・オヘイガンはレコーディングをした田舎町の影響を
語っていたが、想像をかきたてられるサウンドだ。
時が止まったかのような不思議な心地よさに身を委ねていると
なんか、どうでもよくなってしまうような…やばいやばい。
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■ SNOWBUG / THE HIGH LLAMAS

SNOWBUG / THE HIGH LLAMAS
基本的には前作と同様な雰囲気のサウンドで、
ペット・サウンズ + エレクトロ ここに極まれりという感じだ。
もはやオリジナルを超えたとまで言われるハイ・ラマズ、
そう言われても不思議はない作品だが、
ただの真似だったなら、そこまでの評価はなかっただろう。
是非、自分の耳で確かめてみてほしい。

このアルバムからステレオ・ラブのメアリー・ハンセンの歌声も
聴けるようになった。
残念ながら彼女は事故で亡くなり、2003年リリースの
ハイ・ラマズ ニューアルバムが最後の声となるようだ。
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■ COLD AND BOUNCY / THE HIGH LLAMAS

COLD AND BOUNCY / THE HIGH LLAMAS
ハイ・ラマズの特徴であるペット・サウンズ的部分と
エレクトロな部分の融合がいっそう進んでいる本作。
ちょうどこの頃、ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンが
ハイ・ラマズのショーン・オヘイガンにプロデュースを依頼し、
ブライアン・ウィルソンが作曲で参加するという、
なんとも絵に描いたような話があったそうだが、
カール・ウィルソンの死によって、立ち消えとなった。
乗り気だったのはカールだけだったようだが…

このコールド・アンド・バウンシーをを聴きながら、
幻のアルバムがどんなものになっていたか想像するのも面白いだろう。
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