■ PhotoGridX

いわゆる画像管理＆閲覧ソフトなんだけど、
何が良いかって、とにかく高速なところ。
Mac OS X のグラフィック機能は先進的で良いけれど、
ちょっと古めのMacだと辛いソフトも多い。
そんな中、サクサクと動いてくれるのは嬉しいもの。

Mac OS 9 時代にはMacの長所だったファイルリソース…
かつてはファイルそのものにプレビューやアイコンのデータを
統合していて、かつてはMacの優れた特徴だったわけだが、
異種間ネットワークが当然となった OS X 時代にはそぐわない。

PhotoGrid は余分なリソースを追加せず、
プレビューリソースなしでも、高速にサムネイルを表示してくれる。
内部はもちろん、Finder←→PhotoGrid間のドラッグ＆ドロップもOK。
設定した９個のフォルダ+ゴミ箱へパッパと整理する機能も秀逸。
パッと見はOS Xらしくない雰囲気だが、
OS X 上でこそ、かゆいところに手が届くソフトなのだな、これが。

※　2004/07 現在、OS X版バージョン1.8 では
PhotoGrid上でのファイル名変更ができないが、
とりあえず僕は Command + R でFinderで表示させて対処している。

■ Expression

一言で言うならば、" ドローするPainter "か。
サラサラと描いたものが、気が付くと全てベクトルデータなのだ。
記録されるのは線の軌跡であり…
つまり、絵の具と筆で描いたかのような絵を、
後からタッチや色や筆の種類まで、自在に変更できる（！）わけで
それが Expressionのキモである スケルタルストローク だ。
ベクトルデータだからして、コピー・拡大縮小・変形も自由自在。
パーソナルコンピュータの性能が向上した現在、
Expressionは水を得た魚だ。
ただでさえ高機能で安価だったのに廉価版まで出たし。

■ NewNOTEPAD Pro

Mac OS 9 時代から愛用のノートパッド。
なんだかんだで、これが好きなんだよな。
バージョン２からは２ペイン表示が可能になった。
上か左のペインで、メモをフォルダで階層管理し、
ワンクリックで次々表示できる。
一時、この機能を求めて色々試したけど、
使い慣れたソフトが対応してくれて嬉しい。

OS X らしさのあるノートとしては MacJournal もおすすめ。