■ Terra dos Pássaros / Toninho Horta
トニーニョ・オルタと言うとアコギ弾き語りっていうイメージ?でも、僕が好きなのは実はこのファーストアルバム。
壮大なストリングスとともにワウギターが唸り、
Rhodes が跳ね、Arp が舞う!
僕のヘビーローテーションに堪えている貴重な1枚。
このアルバムに先がけてタンバ・トリオに書き下ろした?
と思われるお気に入りの曲も入っていたりして嬉しかった。
ちなみに、ジャケットはCD化の際の新しいもので、
もとはシンプルな(ミナス?)ブルーのものだったようです。
2003年09月19日
■ TAMBA(Black Tamba) / TAMBA TRIO
オリジナルメンバー3人なのに、実際には名義がタンバ・トリオでなく3人の連名 Luis Eça - Babeto - Helcio-Milito となっている。
タイトルはズバリ TAMBA 、通称 Black Tambaだ。
Blue Tamba と並ぶ異色の名盤。ていうか、タンバ・トリオとしては
どちらが異色なのかよくわからないが&
Blue Tamba がポップだったのに対して、こちらは前衛的なカッコ良さ、
ある意味タンバ・トリオらしいアルバムとも言える。
ほんと、メチャクチャかっこいいのです。
コード展開の美しさが特徴のイヴァン・リンスの曲を
ここまでコード感を減らしてストイックにプレイし、
原曲と違う良さを引き出せるのは、タンバ・トリオならでは。
■ Images on Guitar / Baden Powell
バーデン・パウエルと言うと、ギターの達人、技巧派というイメージがあったりするわけだけど(&しない?)
このアルバムは何というか、とても親しみやすいポップ感と
ノスタルジーに満ちております。
僕は1曲目からやられまくりです。
■ TAMBA TRIO( '75 Blue Tamba)/ TAMBA TRIO
よくジャズ・ボッサなんてジャンル分類をされるタンバ・トリオ。その中でも最も有名なわりには、そんなジャンル枠になんぞ
収まりようにないのも、このタンバトリオだったりするわけで。
3人の天才。天才が3人も(w
ショップによく置いてある初期のアルバムや、クラシックス
とかなんとか書いてあるベスト盤を買えばたいていOKなわけだけど、
紹介するこのアルバムは75年の異色の名盤。
俗にBlue Tambaと呼ばれていて、Black Tamba と共に
70年代らしいグルーヴ感に満ちたアルバムです。
この Blue Tamba の方はカヴァー等中心のポップなアルバム。
イヴァン・リンスの " 3 Horas da Manhã"、
トニーニョ・オルタの " Sanguessuga " あたりなど、最高です。