2004年06月30日
■ 30インチ ディスプレイなど
そう言えば30インチの巨大ディスプレイも発売。しかしこうなってくるとマウスとキーボードも近々アルミになるのか?
あと、Mac OS X Server のTigerバージョンに組み込まれるという「Weblog Server」の正体も気になる。手軽にブログホスティングが行えるというが…モノは何だろうかね??
■ Mac OS X v10.4 Tiger
Mac OS X の次期バージョン、10.4 通称Tigerの開発途上プレビューが発表された。
ざっと見たところ、一番重要なのは「Core Image」かもしれない。すでに実装されている Core Audio でのオーディオ機能のように、OSレベルでGPUでのグラフィックス処理を受け持ち、これまたAudio Unitのように「Image Unit」によって、各種エフェクト等をプラグインのように簡単に拡張できる、というものらしい。
僕が気になるのは「Automator」。不思議とこれが一番ワクワク感がある。AppleScriptよりもさらに敷居の低い、自動処理の設定、実行環境らしい。コンピュータ的なことをコンピュータらしくなく提供する…そんな雰囲気がMacっぽいと感じさせるからなのかも。
全体としては Konfabulatorのパクリも含め、10.3でほぼ完成というか一段落したものに、色々と機能を付け足している、というイメージが拭えない感じ。まあ、まだ開発途上なので、完成までには統一性のある感じにブラッシュアップしていって欲しいところ。
動く様子も見られます。
Spotlight Safari RSS Dashboard
2004年06月10日
■ PowerMac G5 リニューアル
PowerMac G5 の、より高速なモデルが登場。
64bit 2.5GHz PowerPC G5 プロセッサ×2、プロセッサごとのFSB、1.25GHz。各I/Oは800MHzのハイパートランスポートで結ばれている。
今回もハードウェア的には、パーソナルコンピュータという分野で世界最速ということに疑いの余地はないでしょう。実際のアプリケーションの処理時間で見ればこれほどではないにしても。「OSが違うから比較計測できない、よって世界最速かどうか分からない。」という間抜けな批判はまた出てくるのだろうか?
しかし大方の予想通り、3GHz駆動できるG5プロセッサは遅れているみたい…
2004年05月23日
■ カッコンHDD復旧
先日、ShigekoのiMacのHDDがイカレてしまいまして、一時はすっかりあきらめていたのが、何故か復旧しました。
その日最初の電源投入時、魔の「カッコン、カッコン」音とともに起動しない状態になってしまった iMac Flower Power。バラしてHDDを取り出し、僕のPowerMacに内蔵、FireWire外付けケースに入れる、などを試したたけれど、やっぱりカッコン。修復どころではありません。
折しも前日に、「最近バックアップとってないよねえ?」なんて話していたのに、すぐやればよかった。前回のバックアップはちょうど半年前。しかたなしに新しいHDDを買って半年前のデータに戻したわけです。
今後のバックアップの機会を増やすため、僕のとこに持ってきていたFireWire外付けケースをiMacの方へ。そして代わりに僕のPowerMac G4 450 DPに137GB超のHDD(BigDrive)を接続するために、 シリアルATAホストカードを導入。
パラレルATAのHDDはもう買わないようにしようと思ってこれにしたんだけれど、一応今までのHDDもつながるようにSYBAの変換ドングルも1個購入。…で、ふと思ってこれで例のカッコンパラレルHDDをつないだら、なんと何事もなかったかのようにマウントされるではありませんか!
これはもう物理障害だと思って半ばあきらめていたところ、事無きを得ました。なお、治ったHDDは、PowerMacに内蔵してもFireWire外付けケースに入れても、全く問題なくなりました。何だったんだろう。
接続方法を変える、違うOS環境に接続する、などで読めるようになる事はあるのだけれど、今回のケースは、
- シリアルATAバスに変換ドングル経由で接続。
- 接続して最初の起動時には忘れてジャンパーピンを1つも挿さなかった。
- マスター設定でジャンパ挿して再起動したら正常にマウントされた。
という流れでした。どこがポイントなのかはよくわかりません。
2004年04月07日
■ 世界最速?G5
昔からアップルに対して否定的な記事というのは注目を集めやすく、書き手にとって安易でオイシイ手口なわけです。アップル話に限らず、マイノリティーを利用して儲けようという典型的なパターンなわけですが。
さて、最近になってまた例の「世界最速のパーソナルコンピュータ」という発売当時のキャッチフレーズに対し、米商業改善協会から中止勧告が出たということが話題になっていますが、何のことはない、比較対象にされたDELL自身が、やっきになって調査依頼をしてきただけの話です。
考えてもみましょう、DELLのマシンの方が明らかに優れているのならば、そのマシンを例に挙げて否定すればいいだけです。そもそもその程度の話ですよね。それが出来ないので、PCとMacという、完全に同じ環境でテストできない別のプラットホーム間での比較であるところをついて、逆にアップル側の世界最速宣言をやめさせてしまおう、というネガティブな行動に出たわけですね。
いろんなところの記事で「アップルの誇大広告」みたいなタイトルで目立たせようとしているけれど、本当はDELLの負け宣言と見ることもできるわけです。G5が最速だという立証ができないという話ですが、最速でないという根拠も示せないのでこうなったわけですから。
実際のところ世界最速話はどうなのか?というと、ハードウェアだけ見ればG5は速いけれど、実際の稼働環境でのアプリの処理は、内容しだいで勝ったり負けたりというところでしょう。少なくとも次のG5が出るまでは。
ネットでも雑誌でも、一方に偏った記事が多いのを見るにつけ、今回はMacファンの立場で語ってみたわけですが、G5プロセッサが速く、将来性もあるのは事実だと思います。まあこれは、アップルじゃなくてIBMをほめている話なんですけどね。