■ XBox360デモ機=PowerMac G5
Xbox 360のゲームデモ、動かしていたのはG5 Mac--MSが認める:CNET Japan
やっぱりでした。Xbox360はIBMのPowerPC系複数コアのCPUを採用したわけで、現在の開発環境はもともとPowerMac G5 + PowerPC向けWindowsNTカーネルのカスタムOSらしいです。次世代ゲーム機はこぞってIBMがらみのCPUを採用していて、任天堂はまだ謎だけど、Xbox360は、非常にMacのPowerPC環境、とりわけG5のデュアルプロセッサ環境に近いわけです。
E3のMicrosoftブースでのデモ機、実はXBox360筐体はハリボテで、タワー型PCを使っていました。
Xbox 360試遊台ケースの中には扇風機が:ITmedoa Games
上のような事情から、まず間違いなく、このPCケースにはPowerMacが押し込められていて、みんなそれとは知らずにMacでゲームをプレイしてるんだろうなと思っていました。そのままPowerMac G5を使えば完璧な冷却機構があるわけで、あんな扇風機を用意しておく必要もなかったと思いますが…まあ、あそこにMacを置いておくわけにもいかなかったんでしょうね。
2005年05月10日
■ タイガータイガー
Mac OS X 10.4 Tiger、ざっと使ってみたところ、やはりSpotlightの速度&整理整頓して提示する能力が超強力。メニューバー右上の話だけでなく、各アプリの能力が確実に上がる。個人的にはFinderのスマートフォルダは待ち望んでいた機能だ。
今までにない使い勝手だけど、強力すぎてセキュリティ問題はたぶん深刻。現在の、検索対象からはずすフォルダを設定する程度のことではまずいと思う。根本的に動作を停止するオプションもあるべきでしょ、これ。何しろ一文字入力したそばから、自分が忘れていたものまでズラズラと羅列してくれる。
Safari RSS は、表示する情報量を動的に変化させられるのが、情報収集系の人には喜ばれそう。個人的にはニュースリーダは好きでないけど、Safari上でシームレスに使えるなら良いかも?
Dashboardも使い勝手は練られていてさすが。だけど、こういうのはWidgetsしだいなので…やはりデベロッパさんたちはKonfabulatorを支持してそうな雰囲気がなんとも。今後の動向を見守ります。
Automator、これは好きですねえ!これぞAppleな感じです。
あと、細々した問題や気づいたこと。
カラム表示時、ネットワークボリュームやフォルダのエイリアスを開く場合、ダブルクリックが必要になった。10.3までは、クリックしただけで読みにいってしまい、見つからない場合に、あきらめるまでなかなか帰ってこなかったので、問題を解消したというべきか。
Safariにて、command + クリック または 中央ボタン(ホイールクリック)でリンクを新規タブで開くことができなくなった。と思ったら、「IceCoffEE」とバッティングするようになった模様。IceCoffEE のバージョンを上げることで解決。この問題は10.3.9から起こっていた。
IceCoffEE はCommand + クリックで一般的なアプリのURLテキスト文字列からブラウザを直接開けるようにするユーティリティです。ICeTEe のOS X 版ですね。
プレビューが低機能に。Panther搭載の2.1はツールバーのオプションが充実していて、トリミングやグラブによる表示範囲の調整、GIFアニメ再生など、ちょっとした画像処理アプリ並だったのに。ってことで10.3からコピーしてきた。なかなかこういう程よくシンプルで使い勝手がいいのは無いんだよね。
QuickTime Playerのホイールの動作が逆。6.5では上へ回すと逆、下へ回すを順でコマ送りだったはず。前のほうが自然じゃない??ていうかPROバージョンの料金またとるのかよ。AVコントロールとか、すごく良くなってはいるんだけどねえ。
ログインするたびにキーボード設定アシスタントなるものが開く。指定されたキーを押すのだが、内蔵キーボードと認識されてしまう。どうやらハブに挿しているせいで誤認識するようだ。閉じるだけなので実害はないが、早くなんとかしてほしい。
■ じれっタイガー
Mac OS X 10.4 Tigerを試しております。
しっかし、バージョンが上がるごとに動作が軽快になっていくとは…
まずはインストール&データの移行について。
今回はインストール先とは別のパーティションのPanther(10.3)を自動的に見つけて、その中のユーザデータを引き継ぐオプションが表示された。
いつもは新OSをインストール後、手動で必要なデータのみを移してスッキリさせるのだが、ものは試しとこれを利用。システムやすべてのユーザ向けのライブラリにインストールされていた機能拡張系のもの、プロテクトが厳しいアプリなどは再インストールが必要だが、概ね上書きインストール並みに環境が維持された。
が、肝心のDigitalPerormerが落ちる(DigitalPerormerの再インストールは必要だった模様。)し、やはりなんとなく気分がスッキリしないので、結局クリーンインストールをしなおしましたとさ。
Mailのデータは、~/Library/Mail の中身だけでなく、Mail フォルダごとコピーし、上書きが必要だった。
iCalは、単純に ~/Library/Application Support/iCal や ~/Library/Calendars、Preferenceなどを移してもダメだった。カレンダーのデータは ~/Library/Calendars に入っているので、それらをiCalウィンドウにドラッグ&ドロップして解決。
あとはだいたい、それぞれのファイルを同じフォルダに移すだけでOKっぽかったです。
2005年02月07日
■ 組み合わせて完動品1個。マウス編
ここ数年愛用しているマウスがある。けっこうマウスおたくだったりするのだけど、高いマウスなら良いというものではなく、そのお気に入りというのは3R SYSTEMS ってとこの PURE Mouseとかいう安めのやつだ。しかし、これが良い。形は Apple ProMouseにそっくりで大きすぎず小さすぎず、ボタンの硬さも適度。そして何よりポインタの動きもしっくりくる。これ重要。
ところでこのマウス、ちゃんと3Rのメーカーの箱に入っている赤いLEDのやつは大丈夫なのだけれど、まったく同じに見えるバルクまがいの品もあるのだ。
僕が確認したのは1つは銀色の部分が白になっていて、iMacに似合いそうだけど、LEDの赤い光が透けて実際に使うと汚らしいタイプ。しかもこれはよく見るとプリント基盤からして違っていて、Macを勝手にスリープから復帰させてしまう。ポインタの解像度もぜんぜん違うふうです。
もう一つは3Rと書いたビニール袋に入っていて、LEDが緑色のやつ。感度が悪く、ポインタがまともに動かなかった。
ちなみに箱入りのはマウス裏面に「Pure Mouse」と書いてあるけど、ダメなやつはいずれも「Optical Mouse」としか書いてありません。
もともと使っていたやつのホイールがヘタってきたので、秋葉の店頭ダンボール入りのを買ったのだけど、これが緑LEDのビニール入りだったわけですわ。
まてよ、これはポインタの動き以外はマトモだ。そして前に買った白いタイプはLEDは赤で、ポインタの動きは良好。…ってことで、赤いLEDをひっぺがして緑のと交換いたしました。動作はすこぶる良好です。
今度は白いやつのホイール部分をヘタってきた初代に移植すれば、ダメマウス3つからマトモなマウス2つが出来上がりそうな予感。でもまあ、バッタ売りのビニール袋いりのものはそもそも品質に問題アリな可能性もありますが…
2005年02月01日
■ 新型 PowerBook G4
PowerBookの新型がお目見え。大きなモデルチェンジというものではないけど、気になる改良点もいくつか。
まず、落下時の加速度と軸移動を検知して瞬時にハードディスクを保護モードにする、緊急モーションセンサー機構。iPodにつくって噂が先行していたやつです。
もうひとつは、トラックパッドを利用して2本指でスクロール操作をする機能。これはすごく良さそう!余計なボタン等を追加せず、自然な操作だけで実現している、いかにもアップルな感じです。いずれ iBookにもつくのだろうか?
ほかにも、小ちゃい12インチモデル以外は明るくなったバックライトキーボードがつくとか、色々あるけど、やっぱりトラックパッドが気になるなあ。