2003年09月19日
■ You Can't Hide Your Love Forever / Orange Juice
ネオアコと言えば、オレンジジュース。スミスに傾倒していた頃、
自分はネオアコが好きなのかと思っていたわけだが、
ネオアコバンドって言われるバンドに特別好きなのはなかったなあ。
しかし、オレンジジュースは別。
このファーストアルバム、もしくはインディー時代のを聴くべし。
これもネオアコの創始とか言われながら、
ジャンルの枠に入れるのはちょっと違う。
タンバ・トリオ=ジャズボッサ?と同じように、
そういうのがやっぱり本物なんだろうな。
■ The World Won't Listen / The Smiths
僕が最初に聴いたスミスはこれ。これもアルバムじゃなくてコンピレーションという
扱いだった気がするけど、どうだっけ。
最初、この中の「Big Mouth Strikes Again」の
エッジの効いたアコギのカッティンングにガツンとやられまして。
スミスって、当時ネオアコやニューウェイブとともに語られることが
多かった気がして、僕もそのへんのジャンルが好きな気がしていたけど、
今考えればスミスが好きなだけだったみたい?
スミス、キュアー、U2みたいなバンドやりますっていう
メンバー募集の貼り紙したのも懐かしい思い出。
Strangeways, Here We Come
スミスのラストアルバム。
このアルバムのリリース前後に解散したんだっけ。
アレンジも垢抜けて、メジャーっぽいサンドに。でも解散。
■ Meat is Murder / The Smiths
こちらは正式なセカンドアルバム。モリッシーの歌詞はなかなかキツイ内容も多いわけだけど、
楽曲の方はダンサブルなものもあったり、バラエティに富む。
僕はこのアルバムが一番好きかもしれない。
スミスって、アルバム単位というより曲単位という気もするけど、
これはアルバムとしての雰囲気も良いし、
好きな曲もたくさん入ってる。
粒ぞろいなんだけど、僕が大好きなのは
5曲目の「That Joke Isn't Funny Any More」、ですね。
スゴい曲ですよ、これは。
その次の「How Soon Is Now 」もそうだけど、
こういうオリジナリティって、どこから湧き出て来るんだろうねえ。
■ Hatful of Hollow/ The Smiths
カッティングなのか、アルペジオなのか、リードなのか、コードなのか、ギター1本から繰り広げられるジョニー・マーのマジカルなギターが
スミスの楽曲を特徴的にしている。
帽子いっぱいの虚ろ、だそうです。
シングルを含めたコンピレーションという話だった気がするけど、
まあ、2nd アルバムみたいなもんだな、これが。
アルバムとしてつくったんじゃないからまとまりはないけど、
いかにもスミス的な名曲がたくさん聴ける1枚。
The Smiths
こちらはファーストアルバム。
それなりに好きだけど、いきなりここから入るのはおすすめしない。